2020年3月9日(月)

イングリッシュコッカー
背景がゴミ屋敷でお恥ずかしい……。ヘボピーねえちゃんに食事介助してもらうマヤちゃん。最盛期には15キロあった体重が先日ついに9キロを切った。せめて10キロに戻さなきゃならないのに、食べてくれなくて人間は四苦八苦。

どうにもこうにも憂鬱だ。ネットサーフィンやメールチェックはおろか、パソコンに電源を入れる気力すら起こらない。
文章を書こうとしても20行ほど進めただけで頭の中がとっちらかってギブアップ。本を開けば文字が入ってこないし、映画を観るだけの集中力もない。

何が原因なのだろう。歪視の影響で脳が疲れ果てているのか、それともまたうつ病の入り口を覗いているのかな。妹の死から5年半、ぐるっと回って近頃また辛さがぶり返しているからなあ。

会社にはなんとか行けているのは有難いけれど、ミスの連発で背筋が凍る。
私の仕事は自分一人だけで担当しているから、過ちが発覚しても素早く立ち回ってこっそり解決すれば誰にも叱咤されないとはいえ、「こんなありえないミスをするなんて!私の目は節穴か?」とショックを覚える場面が激増した。
加えて能率がひどく悪くなった。二つ以上の作業を同時にこなそうとすると、すぐに片方を忘れてしまう。これは事務屋として困りものだ。

一方己の外に目を向ければ、コロナ禍は拡大し、原油価格はいきなりの30ドル割れ。円は101円台まで急騰し、日経平均は一日で千円以上、NYダウは2千ドル暴落の日々。
人々は苛立ちながらマスクとトイレットペーパーを求めて長い列を作り、電車内でくしゃみをしようものなら冷たい視線が突き刺さる。憂鬱にもなるってもんだ。

こんな時だからこそ自分の心くらいは陽気に保ちたいとは思いつつも、外界の陰の気に引っ張られてしまう。
せめてこれ以上体調を崩さないためなけなしの気力を振り絞り、丹田に意識を集中して、かめはめ波を放つイメージで「破-っ!」なんて叫んでみたりするのだが、気分がいいのは一瞬だけ。

もう己に多くを求めずに「さしあたって一日しっかり生きる」ことを目標にしてみたけれど、どうにもこうにも具合が悪い。当分は沼に住む老いた亀になったつもりでただ静かに暮らすのがよさそうだ。

イングリッシュコッカー
風が気持ちのいい日。ベランダに犬皿を出したところ、いつもは食べないマメ(ドライフード)をモリモリ。青空の下でおにぎりを食べると美味しく感じるみたいに、ワンちゃんだって気分を変えるのは大切なんだね。
インギー
隣の部屋をのぞいたらマヤちゃんがパトラッシュになっていた。ダメだよぉ!天使と一緒にお空に昇るのはもうちょっと先にしてくれよぉ!