2020年9月6日(日)
家具の隙間に頭を挟み、犬用ベッドで布団蒸しになった日を境に、転がるように老化が進行しているマヤ。昨日できたことが今日はできない。全てがものすごいスピードで思い出になりつつある。
そして数日前、ついに自力で立てなくなった。寝たきりドッグちゃんの介護スタートだ。
体に力の入らない犬の介助は予想よりも大変で、私もヘボピーも疲労困憊。でも犬生のラストスパートに入ったマヤがあの世に行って「最後まで楽しかったよ!」と報告できるよう、気力を奮い立たせ愛を込めてケアしている。
肉体的には限界寸前。昨夜はシャワーを浴びて風呂場を出ようとしたところでうとうとしてしまい、転んで怪我をするところだった。むずがって鳴く犬をあやして深夜に何度も起きるせいで睡眠はぶつ切り。仕事中に眠りこけてぽとりと垂れた己のよだれで飛び起きることもしばしばだ。
でも終わりはそう遠くないだろう。泣いても笑ってもあとすこし。全ての力を尽くしてマヤの一生を見守りたい。